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第3回「さかたの森を歩こう」を開催

2021.10.06

9月19日(日)、自然写真家・斎藤政広さんを講師に迎え、第3回「さかたの森を歩こう」を開催しました。9時30分に、八幡地区の八森自然公園に集合。出発前に、政広さんから、「自分たちの今いるロケーションを知ろう」と、鳥海山頂を遠くに望み、付近の地形や森などの植生を説明してもらいました。散策道は間伐材のチップがしかれ、アップダウンも楽に歩くことができます。道すがら、咲く花や立ち木の足元には、「鳥海山・飛島ジオパーク協議会」がたてた草木の説明文が添えられ、観察の手助けをしてくれます。秋の花や、虫を眺め、政広さんの説明をききながら、展望台をめざします。近くにはクリの木もあり、「クマに食べさすのはもったいない」と皆でクリ拾い。1時間30分程かけてゆっくりと登った展望台からは、稲刈りが始まった黄金色の田んぼが広がっていました。その後、バンガローと炊事場で昼食の準備。手分けをして、マキで火をおこし、包丁を使い、盛りつけを分担。メニューは、この日のために知人から作ってもらったスパイスの効いた「特製キーマカレー」、八幡新出地区の六次産業㈱の池田さんがつくる「米パン」、イチジクと生ハムのサラダ。米パンと山で拾ったクリを炙ると、香ばしさが一層際立ちました。昼食後は、荒瀬川沿いを散策。川の中を覗ける「水中展示室」に立ち寄りましたが、残念ながら魚は発見できませんでした。そばにある「湯ノ澤霊泉」の湧き水を飲んで、ゆったりと過ごせた秋の里山を振りかえりました。第4回「さかたの森を歩こう」は、10月17日(日曜日)に予定しています。詳細が決まり次第、お知らせします。(写真協力:五十嵐暢子さん・伊藤彩さん)