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10月1７日（日）、自然写真家・斎藤政広さんを講師に迎え、第4回「さかたの森を歩こう」を開催しました。今回は酒田を離れ、遊佐町の二ノ滝方面へ。9時に「しらい自然館」に集合、車に分乗して一ノ滝駐車場へ。鳥居をくぐり、ブナ林のなかを進みます。時折小雨が降りましたが、森のなかは雨の気配を感じることもなく、草や葉の緑がしっとりと目に映ります。紅葉には少し早い時期でしたが、クロモジやニオイコブシの匂いを比べ、チョウやキノコを観察しながら、「一ノ滝」へ。そして十数年ぶりに訪れた「二ノ滝」は、水量もあり豪快に滝つぼに流れ落ちていきます。政広さんが、「滝の上まで行ってみよう」と言い、今日一番の急な石段を登り滝の上まで。帰りは、遊歩道から少し入り森のなかを観察。ブナ・ヒバ・ミズナラの広葉樹が並んでいる植生は、針葉樹の森とは違う多様性を感じました。帰りは、「胴腹滝」に寄り、湧水の飲み比べ。しらい自然館に戻り、グリーンストアさんの特製弁当と、人気のフルーツサンドをいただきました。第4回「さかたの森を歩こう」は、1１月21日（日曜日）に、タブノキの原生林が見られる、遊佐町三崎公園周辺の散策を予定しています。詳細が決まり次第、お知らせします。（写真協力：長島浩美さん）