第1回「さかたの森を歩こう」開催の報告
2021.06.28
Labからのお知らせです。
6月19日(土)、酒田市在住の自然写真家・斎藤政広さんを講師に迎え、第1回「さかたの森を歩こう」を開催しました。午前9時30分に松陵学区コミュニティ防災センターに集合。参加者の自己紹介と本日の予定を説明して、いざ出発。
あににくの小雨模様でしたが、森の緑はしっとりと輝き、マツの葉や落葉でフカフカの草むらを歩きます。マツの切り株に、象の頭部に似た「ゾウムシ」を発見。地面には漢方薬にもなる「ユキノシタ」が伸び、白い花を咲かせています。ゆるいアーチに枝を広げる「カスミザクラ」は小さな赤い実をつけ、口に含むと酸味と甘みが混在。「オニグルミ」の枝は羊の顔にも見え、頭上で「シジュウカラ」が「ピース、ピース」と鳴いています。政広さんから虫や花、鳥の説明を聞きながら、身近な森の中に、いろいろな生き物が存在していると実感。最後に見た、たくさんの白い花をまとった「ヤマボウシ」の大木は壮観でした。
約2時間の「万里の松原」周辺の散策後はコミセンに戻り、お菓子とハーブティーで休憩しながら、「本日のふりかえり」。日々の仕事を離れ、政広さんとゆったりと過ごせた時間は、とても貴重なものになりました。
「さかたの森を歩こう」は今後も開催していきたいと思い、政広さんと次回の企画を考えています。日程が決まりましたら、お知らせします。