「写真家森山大道」のドキュメンタリー映画上映と写真展「酒田新発見」開催
2022.05.19
私も運営に参加しているイベントを紹介します。
来たる5月21日(土曜日)、私が写真学校の学生時代から敬愛している「写真家・森山大道」のドキュメンタリー映画「過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい」の上映会が開催されます。二年前フランスのパリを皮切りに各国で上映され、数々の映画賞を受賞。世界的に評価の高い森山大道が八十歳を超えた今も、世界の街を歩き、路上スナップを撮り続ける真摯な姿勢や、生きざまを追っています。またデビュー作『にっぽん劇場写真帖』の複刻に向けた、造本家・編集者たちの熱い想いも描かれています。また、写真雑誌『アサヒカメラ』誌上「わたしの町シリーズ」の第一回に掲載された「酒田行」を展示。森山大道が1980年(昭和55年)に来酒し、山居倉庫周辺や酒田駅前の街並みなどを撮りました。これらの写真からは、往時の酒田の街を撮った森山大道の息づかいが聞こえてくるようです。
併せて、写真展「酒田新発見」も同時開催。酒田ゆかりのプロ・アマチュア写真家と地元の高校生が、酒田の街を歩き、好奇心と豊かな感性で、街の表情や新たな発見を表現しています。「写真」という表現の魅力と多様性を感じてもらい、楽しんでいただければと思います。◎開催日:令和4年5月21日(土曜日)◎場所:酒田市民会館希望ホール◎時間:午前9時~16時(写真展入場は無料)◎映画上映(料金:500円)1回目:10時~12時、2回目:14時~16時◎トークショー:12時10分~13時(映画監督岩間玄氏、写真家渋谷典子氏)